この年の春休み、18きっぷを使って飯田線に乗りに行きました
実は私、1983年夏に飯田線に乗って以来、その車窓のすばらしさや電化ローカル線という初めての魅力にとりつかれ現在までにもう4回も全線
走破しました(それまではローカル線といえば非電化路線ばかりでした)
私が最初に訪れた時には旧型国電たちはすでになく、大勢のファンが押し寄せたあのブームは去って静かな飯田線に戻っていました
“もっと早く飯田線を訪れていれば旧型国電に乗れたのに”と当時大いに後悔したものでしたが、旧型国電たちが去ってもあの車窓は変わりません
自宅からは遠いですが、何度行ってもいいですよ、只見線、山田線と共に大好きな路線です
全線200キロ、6時間の飯田線の旅の初めはまずこの駅から ということで辰野駅です 中央本線のみどり湖経由の新線開通後はローカル駅に転落してしまった感があります 駅前もじつに静かな町です、まだ国鉄マークがついていますね ちなみに私は辰野側から乗るのが好きで全部辰野側から飯田線に乗っています でも次は豊橋側から乗ってみようかな、少し違った飯田線が見られるかもしれませんから
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旧型国電無き後、主役は119系という新性能電車に置き換えられました
車種も単一化され面白みが無くなってしまいましたが僕個人的にはこの車両大好きです
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飯田線のもう一つの主役がこのED62です、元善光寺駅に停車中に撮ったものです 4〜5両の短い貨車を引いて走る姿はこの小さい機関車に実に似合っていましたっけ ローカル急行あり、荷電あり、短編成貨物ありの飯田線は鉄道模型のようなたたずまい がありました |
前の駅舎の飯田駅です 飯田線の中心です
飯田市もアルプスの山々に囲まれたいい町です この間の夏、初めて泊まりました 次の日の朝は快晴で、駅の背後の山がすばらしい景観を見せてくれました 今は駅舎も建て直されました でもいつ頃建て直されたんだろうー |
飯田線の名物の一つ、S字鉄橋を電車の中から撮りました
この鉄橋はいったん川を渡った後対岸に渡らずにもう一度川を渡ってまたもとの岸側に 戻ります 飯田線の数多い撮影名所の中でも有名な所です |
城西駅で列車交換です、飯田線の中でも私は特に天竜峡〜本長篠間が大好きです
天竜川に沿って山間を縫うように走る飯田線の車窓はすばらしいの一言です 写真の色で登場した119系も今は塗装が変わり、冷房がついています そのおかげでか、この間訪れたときには下の窓が開かないように改造されていました もう夏に窓を開けてアルプスの空気を吸いながら走るなんて事も出来ないですね 残念です、なぜあのような改造をするのでしょうか?JR東海の考えはわかりません |