この年の夏は鉄道旅行一色でした
7月は大阪近辺の国鉄線を1週間かけて乗りつぶし、8月には岩手の田舎に行くついでに東北をあちこち廻ってきました
この頃は毎年、僕は家族とは別行動で一人で東北ワイド周遊券を買って田舎に行くついでに東北の各地の路線を乗りつぶしていました
北東北は五能線以外殆ど乗りましたが、今回が鉄道で行く最後の帰省になりました
以後、田舎へは現在まで車で行っています
今回はお金がなかったので臨時の座席車の夜行ゆうづるで行くことに・・・発車までの時間、上野駅で何枚か写真を撮りました
当時、常磐線快速は千代田線用の103系1000番台が続々と転入してきていました
来たばかりで塗装変更されずにいた物は正面にステッカーを貼って語乗防止していました
当時の上野駅はまだかなりの夜行が残っていました、なかでもゆうづるは3往復の勢力を誇り、客車と583系があってはくつると並ぶ東北の夜の
王者でしたが今はもうありません、常磐線も夜行空白地帯になりました
青森駅に着くと、東北の電車特急を代表する両形式が並んでいました
583系はつかりはもうありませんが新幹線延長時には、はつかりはどうなってしまうのでしょうか?またさらに北へ追いやられてしまうのでしょうか
“むつ”は短命に終わった特急、その隣は僕が乗ってきた14系臨時ゆうづるです
それにしても14系座席車で青森まで、じつにきつかった!シートもあの悪評の尻を上げるとばたんともどるやつでほとんど眠れませんでしたね
僕の田舎は山田線の腹帯というところにありますので、山田線の写真はたくさんあるのですが左は知る人ぞしる一時期山田線を走っていた
うみねこ号です、平行するバスに対抗するために廃車新幹線のシートを装備した現在のグレードアップ車の元祖です
しかしやはりバスには勝てず、しばらくして消えてしまいました
右は合造車キハユニ26、最後まで活躍していたのが山田線でした
宮古〜盛岡間は必ず普通列車に連結されていましたが廃止されてしまい、今はキハ58とキハ52だけが走るローカル線になりました
かつてはDE10重連貨物列車、五葉、そとやま、よねしろ、リアスのローカル急行、大志田、浅岸2駅連続スイッチバックなど、多くの名物があった
同線も今では岩泉、只見線と共に廃止にもっとも近い路線になってしまいました
行き違い設備も多くが撤去され、凋落の一途をたどる山田線、いずれバス転換の話も出てくると思いますが絶対廃止されて欲しくありません!
が、現状ではもう使命は終わっていると思います(宮古〜釜石間は別です)山田線が少しでも長く存続することを願っています
釜石駅にたむろするDLたち 山田線宮古〜盛岡間は無くなりましたが宮古〜釜石間と釜石線は当時貨物列車がまだ 残っていました |
旧型客車無き後50系になりました、当時はあじけなくていやだなーと思っていましたが、無くなると恋しいものです
ましてロングシートの701系ばかりになった今は涙が出る思いで、とても乗ろうという気がおこりません
帰りは秋田から急行おがに乗って帰ってきました、右の写真の編成です、20系かっこいいですね