高崎第二機関区(その1)


昭和61年3月、高崎第二機関区公開のイベントがありました

その当時、高崎第二機関区は、各地から集めた古い車両や機関車をたくさん保存したり、復活させたりとさながら「鉄道博物館」の様相でした

その復活の第一段がご存じ「ムーミン」ことEF55電気機関車なのは有名ですね

その当時は「集めた車両、どうするのかな?」って思っていましたが、今、その車両たちはあの横川鉄道文化むらに保存、展示されていますね

当時は、まさかあの横軽が廃止されるなんて思ってもみなかったので、横川に保存されるなんて考えもしませんでした

碓氷峠とEF63が消えても、やはり横川は鉄道の町なんですね

 

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EF5889とEF551です、EF5889号機は、EF58の中でも61号機と共にもっとも有名ですね

右は今ではすっかり有名なムーミンです、高崎機関区最大の目玉機関車ですね

それまで、蒸気機関車はよく復活する事はありましたが、電気機関車の復活は多分このEF55が第一号だと思います

それにしても、ほんと愛嬌のある顔ですね

 

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ムーミンこと、EF55の反対側の顔です(左)、個性的な正面と違ってこちらは至って普通の顔です

このEF55は、流線型の顔の方を先頭に走ることを前提に作られているのでこちらを先頭にした場合は45キロまでしかスピード出せないそうです

蒸気機関車のように終点で方向転換が必要なことが、この機関車の寿命を縮めてしまった理由だそうです

右は“西の箱根”こと瀬の八(山陽本線瀬野〜八本松)で補機として活躍したEF59です

EF63のように2両一組です、ここは走行中に後部補機を切り離すことで有名でした、全面のゼブラ模様が「いかにも補機」らしくていいですね

 

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左写真、ブルトレ牽引機今昔

こうしてみるとやっぱりEF66ってかっこいい!日本離れしたデザインがいいです

右写真、左からEF15、EF64、EF60

このころはEF15終焉の時代でした、旧型電機のあのデッキが好きでした

 

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山男3兄弟!左からEF64、63、62です

横軽の廃止で、碓氷峠専用のEF63、信越線用のEF62は全車廃車に

なり、今はもうEF64しか現存しません

当時はまさか横軽が廃止されるなんて、夢にも思いませんでした

 

 

その2へつづく

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