昭和60年のメインイベント、つくば万博・・・会場の最寄り駅として常磐線に臨時で万博中央駅が作られました
当時の国鉄も万博輸送に一役買うべく、多数の臨時列車を走らせましたがもう総動員といった感じで様々な車両がこの駅へやって来ました
もうなんでもありっていった感じで403系などの普通電車から20系客車、果てはキハ58まで動員していました
とりあえずこの駅にいればいろんな車両が見られるということで万博中央駅で撮った写真を掲載します
まず定番の403系から このつくば万博を機にピンクからこの色に塗り替えられましたがあの色、ほんとに不評でした しかも常磐線の電車自体、いつも汚くてしかもあの暗い色! いつも沿線に住みたくない路線ナンバー1でした、でも個人的にあの色、とても好きでした |
キハ58も万博輸送に動員されていました 車両は急行ときわの間合い使用でしたのでキロ28もそのまま普通扱いで編成に入って いました ちなみにこの列車の行き先は水郡線の「磐城石川」、サボもちゃんと差していました
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編成中に入っていたキロ28 もう現在では絶滅寸前の、キハ58系列でもっとも美しい車両で急行型グリーン車定番の一段 下降窓にこの気動車急行色はほんとに絶妙な取り合わせでした 「エキスポライナー」のサボもわざわざちゃんと入っています |
万博中央駅はちょうど取手までの直流区間が終わって交流区間に入ってからの場所にあった
ので来られる車両は気動車か交直流車だけでしたから交直流車は片っ端からかき集めて 走らせていました この頃はまだ特急として活躍していた583系もこの通り普通扱いでやって来ました |
この時期すでに20系は定期列車からはほとんど引退し各地で臨時や波動用に残るのみに
なっていましたが万博輸送ではここぞとばかりに大活躍していました しかしいくら臨時輸送とはいえ寝台車まで昼間の普通扱いで使用するとは凄かったです |