名寄駅へ着きました、ここはかつて深名線、名寄本線の二つの路線の始発駅でしたが両線とも廃止され、今はただの宗谷本線の中間駅に
なってしまいました、かつて北海道は網の目のように路線網が広がっていましたが今は骨格だけになってしまいました
僕が昔鉄道に興味があった10年以上前は毎月のように北海道のローカル線が消えていきました、どの路線も素晴らしい車窓だっただけに
残念で、僕はそのほんの一部しか乗れませんでしたが全然乗れなかったことに比べたら幸せだったと思います
ここからはレンタカーでひとまず朱鞠内を目指します
北母子里駅の跡
名寄を出てからここまで、深名線の跡はまったく見つけることは出来ませんでした、この駅跡も付近を散策中に偶然見つけることが出来ました
(やはり廃線巡りには現役当時の地図を持ってこなくては行けませんね)ここからは朱鞠内湖の北側を深名線に沿って進みます
事前の情報では北回りの道はダートで、原生林のまっただ中を進むということを聞いていたのですがゆっくり進めば大丈夫だろうということで
行くことにしました、途中までは2車線の舗装路で快適でしたが途中からやはりダートに!しかも付近はまじで原生林しかなく、噂通りの凄いところ
でした、こんな所を深名線は走っていたとは驚きです、付近に白樺、蕗ノ台という駅跡があるはずなのですがとうとう見つけられないまま朱鞠内に
達してしまいました、これはほんとに残念でした
朱鞠内地区付近に出てやっと線路跡が見つかりました まだ草もそんなに生えてなくて今にも列車がやってきそうな雰囲気です
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これが深名線が半周していた朱鞠内湖です、人造湖ですがとても美しい!
なお、朱鞠内は日本最寒の地として有名でマイナス40度を記録した極寒の地で、 記念碑も建っています、このときも10月初めなのに凄く寒かったです |
朱鞠内湖を作っている雨竜ダムの案内板に残る深名線 湖の北側は原始の森の中を進んでいました
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朱鞠内駅舎、今もバス待合室として活躍中なのは嬉しいことです、駅舎内もきれいに整備されていました
駅前の看板にはやはり深名線が残っています
しかし、駅舎裏手に回るとやはりそこは廃線の悲しい光景が広がっていました
線路のない路盤、朽ち果てたホーム・・・ 廃線前はこの駅で乗り継ぎだったのでこの駅で待ち時間を過ごした人も多いこと でしょう、駅ノートにもたくさんの思い出話が書いてありました |
朱鞠内を出て3つ目の駅、添牛内駅跡です この駅は駅舎が現存していて倉庫か何かで使われているようです ここから深川よりの先の区間は残念ながら時間が無くて行けませんでした 中途半端ですいません、次回こそ名寄本線とともにすべて訪れたいと思って います、情報では幌加内も駅舎、ホームとも現存しているようです この後は未成線で有名な名羽線、朱鞠内側を見に行きました
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